仕事観・仕事術 薬剤師

【目指せ昇給‼︎現役”エリアマネージャー”がズバリ答える】仕事が出来る部下の特徴7選

※現役”エリアマネージャー”の薬局薬剤師が記載していますので、信頼してお読みください

”エリアマネージャー”のイメージ図

仕事をバリバリやりたい人も、そうでない人も

要領よく仕事をこなして、上司の信頼を得ることは

あなたにとって得につながることだと思います。

今回は現役エリアマネージャーである私の経験を基に

仕事が出来る部下の特徴をお伝えします。

薬局業界のみならず、どの業界でも共通することがあるはずです。

今後の人生のヒントになれれば幸いです。

※あくまで私が思う「仕事が出来る部下の特徴」であり、全上司に共通することではないかもしれませんが、少なくともこれらの特徴を押さえておく事はあなたの今後の仕事LIFEに良い影響をもたらしてくれると思いますよ。

仕事が出来るようになるとどんなメリットがあるのか

仕事が出来れば、単純に出世・昇給のチャンスが増えます。

上司や周りから信頼されるようになり、仕事を進めやすくなります。

それにより、また仕事がサクサク出来るようになり、より一層「あの人は仕事が出来るな〜!」と思われる

良い循環が生まれてきます。

そうなれば他の方よりも労力をかけずにどんどん成果を出せるので

「仕事が楽しい」と思えてくる方が多いと思います。

多くの方は人生の中で膨大な時間を仕事に費やします。

その仕事が「楽しい」と思えれば人生は遥かに豊かになるはずです。

ここから具体的な特徴を記していきます。

レスポンスが早い

何かを尋ねた時にすぐに返答が出来る人は、「日頃から考えているんだな。仕事に真剣に向き合っているんだな。」と思い、評価が高いです。

また、すぐに行動することで、「後でやろうと思ってたのに忘れてた〜!」というケアレスミスも防げます。

「すぐにやれば防げた」という、そんなケアレスミスで貴重なチャンスを失わないように

レスポンスは早く、即行動する」という事を意識しましょう。

注意してほしいのが、なんでもかんでもすぐに答えれば良いという訳ではないということ。

場合によっては「じっくりと考えた返事」を欲しがられる事もあるので、

”単なる反射神経ゲーム”にならないようにしましょう。

頼んだ仕事はもちろん、こちらの期待以上の成果を出す

例えば、コピーをお願いした時に、「何部しましょうか?」とか「何用の資料でしょうか?」などを聞いてくる部下は仕事が出来るな(気が利くな)と思います。

これに関しては「指示出し側に問題がある」というご意見もあるかもしれませんが

世の中の上司が「みんな指示出しが上手い」と思ったら大間違いです。

にゃんころ

勝手ながら世の中の上司を代表して謝ります。
ごめんなさい。。。

その分、その上司には他に秀でていることがあるはずです。

さらに言えば、部下が指示出しも下手さを補えるようになれば強い組織になると思っています。

このように組織がチーム一丸となり上司部下問わずお互いが弱点を補い合えれば良い成果が出せると思います。

話は逸れましたが

こちらの意図を汲み取って行動できる人は。仕事が出来ると思われやすいです。

例え、その汲み取った意図が違ったとしても、たった数回の読み違いで挫けないでください。

「トライ&エラー」を繰り返す事で、あなたの仕事力をぐんぐん上げていってくださいね。

また、人の意図を汲み取って行動できる人は「人の気持ち(ニーズ)が分かる、気が利く人の特徴」でもあります。

その能力が長ければ、人から好かれ、仕事以外にも良い影響が出てきますよ。

過去の会話・出来事を覚えている

記憶力には限界があるので、昔の記憶に強い人がいると上司はとても心強く思います。

これは雑談力にもなります。

「やっぱりそうですよね。昔〇〇さん、△△っておっしゃってましたもんね!」というような話が

正しい記憶の中で行われれば

「あ、この人は人の話をちゃんと聞く人なんだな。」と思われ

好感度も信頼度も上がるきっかけとなります。

記憶力に自信がなければ携帯などにメモっておくことも有効です。

ぜひ「この会話内容は重要そうだな!」と野生の勘が働くような場面があれば覚えるクセをつけていきましょう。

周りと揉めない

これは個人的にはとても重要だと思います。

私は「どれだけ仕事が出来る人であっても、周りと上手くやっていけない人(協調性が無い、よく陰口を言うなど)」とは一緒に仕事をしたくないです。

そういう人は周りの士気を下げ、総合的に見れば悪影響を与えてきます。

周りから好かれる必要はないと思いますが「嫌わない・嫌われない」ということには気を付けましょう。

ルールや期限を必ず守る

ルールを破る(不正)を働くのは論外です。

どれだけ仕事が出来ても基本的なルールが守れなければ評価されません。

また、時間や期限を守れないと、どれだけ立派な結果を出しても後味が悪いです。

こういうものは少し意識をして気を付けていれば容易なものが多いです。

言ってみれば、仕事で良い成果を出すことよりもずっと簡単なはずです。

そんな誰でも出来る簡単な事で、あなたがしている”素晴らしい仕事”に翳りを落とさないようにしましょうね。

仕事が早い

これは、正確性が伴えば最強の武器となるでしょう。

まずは正確性はそこそこで良いので、最後まで仕事をやり切る方に全力を注いでください。

やり切った後に時間の許す限り精度を上げていけば良いのです。

最初から完璧なものを目指す方がいますが、多くの場合は時間が足りなくなって

結果として中途半端なものを出すことになる場合が多いように感じます。

有名なパーキンソンの第一法則に「仕事の量は、完成のために与えられた時間を全て満たすまで膨張する」というものがあります。

まずは「やり切る」その後時間の許す限り「精度を上げる」という習慣をつけましょう。

これを続けていくと段々、業務時間中の無駄な時間が減っていき、仕事の質が高まり、スピードと精度が伴ってくるという

チートモードに突入できるでしょう。

すると残業をせずに帰れるようになるなど、プライベートも豊かになるはずです。

残業をする事が美学だと思っている方も多いと思いますが、

時代の経過とともに価値観は大きく変わってきています。

時代の波に取り残されないように、常に自分をアップデートしていき、

”仕事もプライベートも充実できる人”がこの先増えることを願っています。

報告・連絡・相談が細かく行える

こちらが言わなくても「仕事の開始・進捗・完了」を報告・連絡できる人は、上司としてとても信頼が置けます。

何かつまづいたら、ある程度考えた上で相談してくる部下もとても好印象です。

ずいぶん前から「最近の人はホウレンソウが出来ない」と言われていると思いますが、

おそらく私たちのずっと上の代も言われてきた事だと思います。

これは上司と部下の双方に改善点があると考えています。

部下はまずはホウレンソウの重要性を理解し、漏れなく出来るように工夫すること。

上司は部下からのホウレンソウをきちんと聞く姿勢を持つ、「社会人たるものホウレンソウは常識だろう。」という常識を捨て、部下の立場に立って「なぜ出来ないのだろう」を明らかにする。

そうやってどちらかだけが歩み寄るのでは無く、お互いが歩み寄ることできっとその組織は強いチームになり、良い成果が出せるようになると考えます。

正直、上司になったことの無い部下は、上司の考え・気持ちは分かりません。それを理解しろと言われても無理な話です。

しかし、上司はどうでしょう。部下だったことがありますよね。その当時を思い出して部下の気持ちに歩み寄ることは出来ます。

にゃんころ

上司側は、部下の気持ちを考えた上で、歩み寄ることを怠らないようにしたいものですね。

おわりに

仕事が出来るようになる(少なくとも仕事が出来ると周りから思われる)と

どんどん仕事を振られます。

この世の中は理不尽で、仕事が出来る人にはどんどん仕事量が増えるようになっています。

これを悲観的に捉えればそれまでですが

私は「仕事が出来ると周りから思われて、どんどん仕事を捌いていく気持ち良さ、そlこから得られる経験値」、「年功序列ではなく、実力で出世を掴み取ったという快感」など

度きりの人生で、一部の人達しか味わえない経験を過ごす事に価値があると思います。

もし、それが自分の進みたい道で無かったらキッパリやめてしまえば良いんです。

それを判断できるのは実際に経験した人で無くては不可能です。

そして「百聞は一見にしかず」です。

一度きりの人生を豊かにするため、後悔しないために、臆せず色んな経験をしていきましょう。

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