※現役エリアマネージャーの薬局薬剤師が”薬剤師”あるある言ってみました。
皆さん、薬剤師って普段どんな業務をしているかご存じですか?
「薬を準備して患者さんに渡すだけ」とお考えの方も多いのでは無いでしょうか?→薬局の薬剤師って何やってんの?!〜Part.1 処方箋受け付け編〜
今回は切り口を変えて「薬剤師あるある」を書いていきます。
あなたが思い描いている薬剤師像とはギャップが見つかるかも?!
薬剤師の皆さんが「分かるぅ〜!」とクスッと笑え、日頃の疲れが少し和らげば幸いです♪
目次
- はじめに〜イメージしやすいように白衣の写真をご覧ください〜
- 白衣着てないのに胸ポケットにペン直しがち
- 白衣の胸ポケットがペンで汚れがち
- 白衣に合うかどうかで服決めがち
- 白衣のポケットの中、印鑑染み出来がち
- 半ドン前日に飲みいきがち
- 成分表見がち
- 普段扱う薬でないと忘れがち
- 生姜のことを「しょうきょう」と呼んじゃう
- 薬の名前に似ているものにドキッとしがち
- 横文字に強くなりがち
- 7の倍数に強くなりがち
- 利き手の親指の爪伸ばしがち
- ドラッグストアに行くと少しワクワクしがち
- お薬手帳をメモ帳にしがち
- 他薬局の人員配置をチェックしがち
- たこ焼きの具材入れるの上手くなりがち
- 薬剤師国家試験の内容早い段階で消えがち
- 「詳しくは医師または薬剤師まで」っていう文言にビビりがち
- おわりに
はじめに〜イメージしやすいように白衣の写真をご覧ください〜
はいっ!それではどんどん参りましょう〜!
白衣着てないのに胸ポケットにペン直しがち
白衣を着ている薬剤師は、白衣の胸ポケットにペンを入れていることが多いです。
いわば胸ポケットが”文房具入れ状態”となっているわけです。
胸ポケットからペンを取り出して、使い終わったらまた胸ポケットへ戻すというルーティンを
もはや無意識のうちに行なっています。
なので、普段着の時(胸ポケットなんてないのに)もついつい、やっちゃうんですよね〜(笑)
白衣の胸ポケットがペンで汚れがち
これも無意識が故にやってしまうことかもしれません。
ペン先を出して、そのペン先を戻して無いのに・・・入れちゃった!!
おそるおそる胸ポケットを見ると・・・
”胸ポケットがアート”になっていることでしょう。
白衣に合うかどうかで服決めがち
パーカー着たいけど、ジャケット感覚で上に白衣羽織るのはイマイチ・・・とかね。
白衣のポケットの中、印鑑染み出来がち
薬剤師は印鑑をうつ機会が多いこともあり、白衣のポケットの中にシャチハタ(印鑑)を入れている方も多いはず。
うっかり”LOCK”にし忘れてポケットに入れて、立ったり座ったりを繰り返していたら・・・
「ポケットの中が真っ赤っかぁ!!血ぃぃ?!」って事ありがちですよね。
染みをよく見てみたら、全てに自分の名前が刻まれているはず。
クリーニングに出してもなかなか落ちないんですよね〜(苦笑)
半ドン前日に飲みいきがち
薬剤師の一週間は、その薬局の開局時間に大きく左右されます。
その中の一つが”飲みの予定”です。
命に関わる仕事をするのに二日酔いでは行けない・・・でも、半日なら気合いで乗り切れるんじゃ・・・?!
成分表見がち
アスコルビン酸とか、タルクとか・・・
主成分だけで無く、添加物まで見ちゃいますよね。
だって大抵は薬剤師国家試験の勉強で教わってきたんだから!
「この成分(添加物)知ってる!・・・まぁ、覚えてないけど(笑)」ってこと実はありがちですよね。
普段扱う薬でないと忘れがち
「あ〜、この配合錠ってどの成分がどの量入ってたっけなぁ〜。昔は覚えてたのに・・・」ってことあるあるですよね。
昔は覚えてたことがパッと出てこなくなったら悔しいですよね。
生姜のことを「しょうきょう」と呼んじゃう
その他、杏仁豆腐の「杏仁(あんにん)」を「きょうにん」って呼んだりね(笑)
※これらは漢方の生薬の名前なんです。
薬の名前に似ているものにドキッとしがち
ルミエールとレミニールが被ったりね(笑)
横文字に強くなりがち
毎日横文字(薬の名前)に触れていますからね。他職種からしたら「どうやって覚えてんの?」ってなると思います。
この答えは単純に”慣れ”と”努力”ですね。
ポン・デ・リングとかも薬剤師だから覚えられたって思うよね。
7の倍数に強くなりがち
処方日数が14日分とか28日分とか”7の倍数”が多いので
7の倍数と触れ合う機会が物凄く多いんですよね。
あなたのプロフィールに「特技:7の倍数」っていうパワーワードを付け加えてみてはいかがですか??
利き手の親指の爪伸ばしがち
薬を取り出す時等に利き手の親指の爪が長いと”出しやすく指も痛くなりにくい”んです。
爪を切るときに意識的に、他の指より少し長くしちゃいます(笑)
あくまで患者様を傷付けないくらいの長さでね!
ドラッグストアに行くと少しワクワクしがち
「ここが私のアナザースカイ」と言いたくなりますね(笑)
お薬手帳をメモ帳にしがち
お薬手帳って意外と書きやすいし、サイズも丁度いいんですよね。
他薬局の人員配置をチェックしがち
ここは薬剤師が○人で、事務さんが○人なんだ。
「大変そうだなぁ〜。」とか「楽そうだなぁ〜。」とか
自分がこの職場で働いていたらという”タラレバ”を考えがちゃいますよね。
たこ焼きの具材入れるの上手くなりがち
”一包化”する時の薬を枠に一個ずつ入れる作業が”たこ焼きの具材入れ”と似てるんですよね。
なんなら、混ぜるのも「粉薬の調剤」によって達人レベルになっているとか、いないとか・・・。
薬剤師国家試験の内容早い段階で消えがち
現役薬剤師の方々は薬剤師国家試験に向けて血の滲むような努力をしてきた方も多いと思います。
そして、国家試験が終わった翌日にはもう記憶の半分が無くなっている方も多いと思います。
さらに今、「国家試験って何?」状態の方も多いはず・・・?!
「詳しくは医師または薬剤師まで」っていう文言にビビりがち
サプリや健康食品などのCMの最後に、「詳しくは医師または薬剤師まで」って文言を目にすると思います。
あれ見た瞬間、「えぇ!このサプリの事知っておかないと、聞かれるの?!そんな、勝手なぁ〜!!」ってビビりがち(笑)
おわりに
いかがでしたか?
薬剤師の方々は、共感できるポイントも多かったのではないでしょうか。
薬剤師で無い方は、あなたの持っている薬剤師のイメージに対して、どうだったでしょうか?
これを機に薬剤師に対して親しみを持っていただけると幸いです♪
それでは明日からも仕事・学校・家事・育児など頑張っていきましょう〜!
ではっ!!
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