”人間関係”でお困りの皆さん、もうそんなお悩みとはグッバイしましょう!
※現役エリアマネージャーの薬局薬剤師が記載していますので、信頼してお読みください
薬剤師や事務員の皆さん、薬局に勤めていて「接しづらいな」とか「なんか周りとギクシャクする」というような経験ありませんか?
この記事では周りと上手くコミュニケーションを取っていくヒントをお伝えします。
薬局スタッフだけでなく、卸さん・MRさん、門前とも”上手くやる”コツを書いているので参考にしていただければ幸いです。
薬剤師以外の方にも役立つ考え方も書いているので是非最後までお読みください♪
はじめに。上手くやるとは
円滑に周りのスタッフさんと仕事が出来るようにするのが目的です。
仲良くならなくてもいいので、嫌われないように気を付けましょう。
薬剤師と上手くやるには
薬剤師は男女問わず「プライドが高い」方が多いように感じます。
※ここでいうプライドとは”プロ意識”では無く、仕事や人間関係の上で”無意味”な方のプライドです。
なので、不意に出た一言で(あなたにはそんなつもりは無くとも)
相手のプライドを傷付けてしまう事もしばしばあります。
私が思うに、プライドの高い者同士で仕事をしても、なんかギクシャクして上手くいきません。
そこで、自分のプライドを一旦捨てましょう。
自分を大きく見せたいとか、自分が傷付かないようにしたいとか
そんな気持ちからプライドって生まれるんだと思います。
自省をせずそのまま生きていけばプライドだけ成長して、あなた自身は空っぽのスカスカ人間になっていく恐れもありますよ。
そういう人の周りには人が集まりません。だって魅力が無いし、楽しく無いんだもん。
そんな人間になりたいですか?
なりたく無いなら勇気を持ってプライドを捨ててしまいましょう!
プライドを捨てるためにはどうすれば良いか。
それは、自分に正直に(飾らずに、大きく見せずに)いる事です。
最初は「馬鹿にされる」とか感じるかもしれませんが、大丈夫。
そう感じているのはあなただけです。あなたがその心配を作り出しているだけなのです。
プライド高い人は、相手より自分が大切なので、人を平気で傷付けてきます。
そんな人から馬鹿にされても、無駄なプライドを捨てていれば
「この人まだそんなことに執着してるんだ。かわいそうな人だな。私が馬鹿なふりをしてこの場を和ませてやるか。」ってな感じで受け流せるようになります。
そしてその一部始終を見ていた人は、「プライドが高い人が馬鹿」で、「プライドの無いあなたが優秀」だと思うはずです。
するとあなたは、知らぬ間にストレス耐性も身に付けてるし、周りからも評価されるし、無駄な衝突もなく仕事ができます。
これが、私が思う薬剤師(プライドが高い人)との付き合い方の一つの手段です。
最初は怖いかもしれませんが、ぜひ”無意味なプライド”は早いとこ捨て去って、楽に生きましょう。
新人薬剤師の方にはこちらの記事もオススメ♪→【新人薬局薬剤師必見】ここだけは押さえておきたいポイント紹介
事務さんと上手くやるには
薬剤師の皆さんには、特に事務さんには感謝と思いやりを持って接していただきたいと思います。
薬局内の全ての業務は薬剤師の仕事です。
しかしそれを全てしようと思っても物理的にも時間的にも不可能なので
事務さんが手伝ってくれています。
つまり、事務さんがいなかったら薬局が運営できません。
「薬剤師免許を持ってないから、薬剤師の先生にどこまで接していいか分からない」という気持ちを抱えたまま業務をしている事務さんも多いです。
薬剤師免許を持っている事にあぐらをかくのではなく、
免許を持ったからには”薬剤師の質”を高めていくべきだと考えます。
「薬剤師って洗練されてるよね。無駄にプライド持ってなくて接しやすいよね。憧れの職業だよね。」と思われるのは
今後の薬剤師一人一人の言動にかかっていると思います。
私も気を付けますので、皆さんも日頃の言動には気を付けましょうね。
私は、管理者として「患者さんのために、スタッフ1st」という理念を常に軸に置いて意思決定を行っています。
薬局の雰囲気は患者さんにも必ず伝わります。薬局の雰囲気が良くなれば必ず患者さんも気持ち良くサービスを受けられます。
薬局の雰囲気を良くするには、薬局スタッフ同士の関係性を良くする事が重要です。
そのためには無理して好かれなくても良いんです。
嫌われないように、嫌わないように、相手を思いやる言動を続けていけば必ず関係性は良くなります。
それが巡り巡って患者さんに”良いサービス”として届く。
そのように考えているので、何か問題が発生したら「スタッフ1st」になるかならないかで物事を決めていきます。
話は逸れましたが、つまり
あなたにとっても、患者さんにとっても、良い薬局にしていく為には、事務さんと上手くやる必要があるということです。
ここまでの文章を読んで尚、それを疎かにするのは、もはや”傲慢”か”怠慢”ではないかと私は思います。
卸さん、MRさんと上手くやるには
薬局は、メーカーさんから卸さんに流れた薬を”買う立場”になるので、
卸さんやMRさんから”お客様”として扱われるところが多いと思います。
「先生、先生!」と、とても丁寧な態度を取って来られるので、つい「偉くなった気分」になる気持ちは分からなくもないです。
しかし、それは勘違いです。
もしあなたが、普段から卸さん・MRさんに対して見下した態度を取る薬剤師、事務さんであるならば
「みっとも無い態度を取っている」という事に早く気付いて、明日からすぐに対応を変えていってください。
こちらが理不尽な事を言っても顔色ひとつ変えずに我々のために努力してくださっています。
そんな卸さん・MRさんも、もちろん人間です。
嫌な事を言われたりされたりすると、直接は言って来ないと思いますが、傷付くはずです。
人間対人間で仕事をする以上、どうしても「好き嫌い」は出てきてしまいます。
良くない事ですが、患者さんに対しても少なからず「好き嫌い」はあると思います。
もちろん皆んな平等に、対応を変えないように気をつけますが、「好き」な患者さんには、「嫌い」な患者さんより
「良くしてあげたい、しっかりと説明してあげたい」と思うはずです。
思うだけに留まらず、周りから見ていて明らかに態度に出ていることも実際には有りがちです。
卸さん・MRさんもこれと同じ事です。
あなたがやっている事は「嫌われる」患者さんではありませんか?
卸さん・MRさんがいてくれるお陰で薬を提供できているのでは無いですか?
自分の言動を振り返りましょう。
もちろん無理を言わないといけない場面もあるでしょうし、お叱りをしないといけない場面もあるでしょう。
そんな時は特に”言葉選び”には気を付けてください。
「あなたの事を思いやっているよ」という気持ちを全面に出して伝えていきましょう。
一般的に自分よりも立場の低い方には特に、思いやりを持って対応していただきたいと思います。
それを繰り返しているうちに人望が厚くなり、困難を楽に乗り越えていけるようにもなりますよ。
つまり、きちんと相手のことも思いやる大人の対応を続けることが
回り回ってあなたの為になるということです。
門前と上手くやるには
まずはキーマンを探しましょう。
キーマンとはその門前の中でも権力や人望がある人、医師から信頼されている人の事です。
そこに気に入られさえすれば、キーマンから医師に評判が行き
勝手に門前からの評判は高くなっていきます。
門前とあまり関係性の無いところから、いきなり医師に取り入ろうと思ってもハードルが高いと思うので
この方法を参考にしてみてください。
あとは、すぐに気に入られようとは思わずに何度も顔を合わしている中で
「ゆっくりゆっくり時間をかけて関係を構築していけば良い」というスタンスでいることをお勧めします。
その理由は、関係構築を焦ってしまうことでこちらの都合を押し付けたり、無理に門前の要求に応えなくてはいけなくなったりと
不都合が生じやすくなるからです。
徐々に関係性を強固にしていけば、
Win-Winの関係に持っていきやすくなるので
門前との関係は要領良く、かつ焦らずに行なっていきましょう♪
おわりに
「薬局のためにも」とか色んな視点が出てきましたが、
薬局スタッフはじめ仕事関係者と上手くやっていく(良好な関係を築く)事は
自分自身にとってメリットばかりです。
これはあなたが明日から言動を変えていくことにより肌で体感していって欲しいと思います。
いくらこの記事を読んで考え方を身に付けても、行動に移せなければ何も価値がありません。
即行動して、1日でも早く残りの人生を豊かにしていってください。
せっかく行動してくださった方に一つ注意していただきたいのが、
信頼関係は壊れるのは一瞬ですが、築くのはかなり時間がかかります。
信頼を得るために努力した時間・労力に捕われずに、
相手のことを思いやった言動に毎回徹してください。
そうしないと「自分ばかりやってあげている」と思い込んで、悪い方にしか考えがいかなくなり、大抵失敗します。
評価(信頼)は自分でするものではなく、相手がするものです。
真摯に向き合っていれば、必ず良い結果として現れます。
その時をじっと待ちましょう。
ネバー ギブアップ!!!
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