薬学生・薬剤師国家試験

【薬学生”モチベーション”ぶち上げ‼︎】薬剤師国家試験、定期試験に挫けそうならこれ読んで!

”モチベーション”が落ちたら毎回この記事に帰っておいで‼︎

※現役エリアマネージャーの薬局薬剤師が記載していますので、信頼してお読みください

”モチベーション”が上がらないイメージ図

「なぜ勉強のやる気が起きないのか」

その答えは大抵の場合、「薬剤師になる未来が見えていない」からです。

自分がなろうとしているビジョンも見えていないのに、それに向かって努力しても

モチベーションが続かなくなるのは当たり前です。

ゴールを決めていないマラソンではやる気が出ませんよね。

今回の記事では、そんなあなたに”ゴール”つまり、”薬剤師になってからの旨味“をお伝えします。

はじめに〜在学中に別の夢が見つかった場合〜

薬剤師になってからの旨味をお伝えする前に、まずはこちらの場合における

私なりの立ち回り方法&考え方をご紹介させてください。

「モチベーションが続かなくなる」や「退学を考える」原因の一つとして

在学中に別の夢(やりたいこと)が見つかったというものがあります。

私も同じ悩みを抱えました。

薬剤師以外の職業に憧れを持ちました。

私は、「薬剤師になりたい!」という思いではなく、

どちらかというと「親の勧めで、当の本人は気の進まないまま薬学部に入った」という感覚に近かったです。

私は大学2年生の頃に“別の道“を考えました。

その時は「今すぐ大学を辞めてそっち一本でやってみたい!」という思いがあり

その話をすると家族や教授、友達から大反対されました。

何度も色々と話をする中で

「一旦薬剤師になってから、まだその夢が諦めきれなかったらそっちに行けばいいんじゃない?」と説得され

私自身は「夢に挑戦するなら、年齢が若い方が絶対良いだろ」という葛藤もありましたが

色々と先のことも、この時初めて真剣に考え、

「まずは薬剤師になる!」と決意し、結局ストレートで薬剤師になりました。

今考えると、これで正解だったと個人的には思います。

熱狂的に燃え上がるものって、冷めるのも早いものです。

薬剤師になってから他の夢を追いかけるのは経済的にも、心理的にもかなり有利です。

しかし、先に夢を追いかけて、失敗したら薬剤師になろうという流れでは

経済的にも心理的にも年齢的にもかなり不利になってしまいます。

将来のことは誰にも分かりません。

もしかすると夢を追いかける方が幸せになるのかもしれません。

しかし、ほとんどの場合は先に薬剤師になってからの方が幸せには近いと思います。

いずれにせよ、後悔しない選択をするために

今だけでなく、将来、さらに言えば将来の結婚相手、子供にまで視野を広げ

冷静になって、他の人の意見も聞きながら

無意味に頑固にならず、自分に素直に“決断”をしてほしいと思います。

その決断で今後の一生が変わるかもしれません。

そんな大事な決断は、すぐに答えを出さず、じっくりと考えてからにしましょう。

人生一度きりです。成功しても、失敗しても一度きりです。

では、いよいよここからは薬剤師になってからの旨味をご紹介していきます!

薬剤師は周りからチヤホヤされやすい

本当のところはどうか分かりませんが

「薬剤師=賢い」というイメージが世の中にはあるようです。

将来薬剤師になった時に、あなたの家族は

あなたのことを自慢げに周りに話すことでしょう。

これはある意味では、親孝行です。

あなた自身も、例えば食事会や合コンなどで

職業を言う際にも物怖じせずに堂々と言えるはずですよ。

薬剤師になれればチヤホヤされて良いんです!

それ程に難しい事である、「薬剤師免許を取得する」という事に挑戦しているあなたは素晴らしいです。

もう少しの踏ん張りだけで、将来こんな良い思いが出来る様になれるんです。

しかも現時点で薬学部にいるあなただからこそ

この“プラチナチケット“を持っているんです。

そのプラチナチケットを最後まで手放さず、それと引き換えに薬剤師になり

その特権を存分に活かしましょう!

様々な面でこの世の中は、頑張っても報われないことの方が多いですが、

薬学部にいるあなた達は違います。

「今を頑張るだけであなたの未来は約束される」これがどれ程幸せなことか想像してみてください!

家族や友達の薬について教えることが出来る

正しい薬の知識を持っている”薬剤師”は家族や友達からも有り難られます。

あなた自身も大切な人の服薬管理をしっかりと行える事が出来るので安心できるはずです。

例えばあなたの大切な人が、「薬の飲み方を間違えていなければもう少し長生き出来たのに・・・」や「きちんと対策さえしていれば副作用にこれほど悩まされなくて良かったのに・・・」ということがあったら、あなたは一生後悔することになると思います。

しかし、あなたが薬剤師になって根拠に基づいた正しい知識を持っていれば、これは防げます。

そうなれば、あなたにとっても、あなたの大切な人にとってもハッピーなことですよね。

さらに、その「正しい薬の情報を周りに与えることが出来る事」自体があなたの「価値」となります。

「自分は与えてもらうばかりで、何も周りの役に立てない人間だ・・・」なんて悩む事も無くなります。

人類全員が生まれてきたことに意味や価値があると私は思っていますが、

そう思えない方にとっても、薬剤師になれば「自分は価値のある必要な人間なんだ」と思えるようになります。

「自分の事を素直に認めることが出来る人」ってとても幸せだと思いませんか?

薬剤師になるとそれが出来るようになります!

薬剤師は安定している

全国どこに行っても働き口があります。

さらに、一般的には拘束時間で見ても、労働条件でみても、薬剤師ってだけで優遇される事がほとんどです。

特に薬剤師人口の少ないところを選べば年収1,000万を超える案件もあるくらいです。

出身大学が有名なところでなくても、薬剤師としての実力がそこまでなくても「薬剤師」であれば誰でも

こんなに良い思いが出来ます。

これがどれほど素晴らしいことかは現時点で学生のあなたには想像しにくいかもしれませんが、

社会に出た時に、他職種との“待遇の差”を感じるはずです。

また、あなたが50〜60歳になり若い頃のようにバリバリ働けなくなった時

家庭を持った時にも、この“待遇の差“を痛感するはずです。

きっと、その度に「薬剤師になっておいて良かった!」と思うはずです。

プライベートを充実できる

薬剤師で働く上で“激務“なことはあまり無いです。

個人差や会社の差はあるかもしれませんが、少なくとも私は現在の薬剤師業務が激務とは感じません。

夜勤も無いところがほとんどなので、拘束時間も長く無いですし、

先ほどお伝えしたように高いお給料をもらえる。

なので、時間やお金が有るという観点から、プライベートを充実させることが出来ます。

薬剤師になってから趣味を始めたり、現在趣味がある人は“時間やお金の力”を使ってもっと高みを目指したりできます。

薬剤師って素晴らしいですね♪

最悪の事態を考えてみる

それでもモチベーションが上がらない・・・

という方は“最悪の事態”を考えてみてください。

薬学部での最悪の事態は「薬剤師にならないこと」です。

薬剤師になるために薬学部に来て、特に私大の場合は6年間も莫大な学費・生活費を払ってきたのに

卒業だけして薬剤師にならなかったら・・・もう大変です。

あなたが将来食いっぱぐれないように、期待と不安を持ちながら送り出した親御さんは落胆するでしょう。

親御さんが、子供が薬学部を入ったことを周りに自慢していれば、「退学した」というネガティブな知らせを

親御さんの口から言わせてしまうことになります。

これがどれだけ親不孝。というか親御さんにショックを与えてしまうか・・・考えただけでゾッとします。

さらに、あなたが思っている以上にその学費の返済や、一足先に社会人になっている同級生との差を埋めるのは骨が折れるものです。

薬剤師にならなければ、いくら高学歴の薬学部を出ていても「ただの大卒どまりです。

それだけならまだマシですが、

「薬学部に入っているのに薬剤師にならないって何を考えているんだろう?」とか

「薬学部で勉強ばかりして社会性が無いなら、同じ年齢で社会人として何年も働いている人の方がよっぽどマシ」

とか思われる可能性もあります。

これが何を意味しているか。

それはこの先の一生を負い目を感じながら、思った職にもなかなか就けずに

人生を過ごしていかなくてはならないということです。

もちろん全員では無いと思いますが、ほとんどの人がそうなると思います。

薬学部に入るだけではまだスタートラインにすら立っていません。

薬剤師になってようやく良い位置から、人生の第二章(社会人編とでもいいましょうか笑)のスタートを切れるようになるんです。

それを心に留めて、6年生は今年度の国家試験、

1〜5年の人はあと数年

努力して残りの人生を自分らしく生き生きと生きてやろうではありませんか!

にゃんころ

薬剤師になるかならないかで大きく人生が変わります!

おそらく薬学部在学中が人生で最も勉強する期間になると思います。

それなら「あの時もっと勉強しておけば良かった」と後悔しないように

勉強し尽くしてやろうではないですか!

勉強ばかりで辛い気持ちは分かります。

でも乗り切れるかどうかはあなた次第。

必死に食らいついて、みんなで一緒に後悔ない人生を歩みましょう!

では次の記事でお会いしましょう!!

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